DREAM SHIFT HITACHINAKAとは?

茨城県ひたちなか市の子どもたちが、夢の実現に向けて挑戦するための、クラウドファンディングサービスです。KAWASAKI KIDS 基金の自己資金と協賛企業の寄付によって、KAWASAKI KIDS 基金が無償で運営しています。

DREAM SHIFT HITACHINAKAに応募し、審査を通過した子どもたちは、「チャレンジジュニア」として、夢を叶えるためのクラウドファンディングを実施します。そして、チャレンジジュニアの夢を応援したいサポーターから、資金や人員、物品、スキルなどの支援を受けます。

DREAM SHIFT HITACHINAKAでは、チャレンジジュニアとサポーターが交流する場や機会を提供します。また、年に2回、チャレンジジュニア、サポーター、協賛企業の方が実際に会って交流できるリアルイベントを予定しています。

DREAM SHIFT HITACHINAKAの目指すもの

①ひたちなかのチャレンジジュニアを地域全員で応援します。

②ひたちなか市・ひたちなか市教育委員会と共に、子どもたちの夢がたくさん咲くまちにします。

③チャレンジジュニアとサポーターとの交流の場を、無償で提供します。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングは、「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」を組み合わせた言葉です。クインターネット上で想いや夢を発信した人が、その想いや夢に共感した不特定多数の人々から、少額ずつ資金を調達する、という仕組みです。クラウドファンディングには、インターネットならではの手軽さや拡散性の高さがあります。

●クラウドファンディングのタイプ
クラウドファンディングの仕組みには、大きく3つのタイプがあります。
「購入型」…支援者がお金を支援すると、リターンとしてモノやサービスが得られる仕組み
「寄付型」…支援者がお金を支援すると、リターンは得られないが、活動報告やお礼のメッセージが貰える仕組み
「融資型」…投資家が資金をサービス運営会社に預け、サービス運営会社が借り手企業に融資する仕組み

DREAM SHIFT HITACHINAKAは、基本的には寄付型クラウドファンディングを行なう場ですが、チャレンジジュニアとマネージャーが、自己の責任でサポーターにリターンを提供することも可能です(特定商取引法や景品表示法、その他の法令や、サポーターとした約束は必ず守りましょう)。

●支援金が貰える条件
クラウドファンディングには、目標金額を達成しなければ支援金が貰えない「All or Nothing型」と、目標金額を達成しなくても支援金が貰える「All In」型があります。DREAM SHIFT HITACHINAKAは、All In型です。目標金額を達成しなくても、全額を受け取ることができます。

チャレンジジュニアになれるのは?

個人の場合、団体の場合とで、条件が異なります。

個人の場合

次のいずれかに該当する方が、チャレンジジュニアになれます。

①茨城県ひたちなか市に住んでいる、または、茨城県ひたちなか市にある学校(小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、大学、専門学校など)に通っていて、チャレンジ実施完了日において22歳以下の学生の方
②現在は茨城県ひたちなか市に在住または在学していないけれど、茨城県ひたちなか市に在住または在学していたことがあり、現在、高等学校、高等専門学校、大学、その他の専門学校等に通っていて、チャレンジ実施完了日において22歳以下の学生の方(保護者の方が茨城県ひたちなか市に在住していることが条件です)

なお、チャレンジジュニアが未成年者の場合は、チャレンジジュニアの夢の実現のため、保護者の方にマネージャーになってもらい、DREAM SHIFT HITACHINAKAでの実務(チャレンジの登録、サポーターとのやり取り、活動報告など)を行なって頂きます。

団体の場合

茨城県ひたちなか市に住んでいる、または、茨城県ひたちなか市にある学校に通っている、22歳までの学生の方が、団体の構成員の50%以上を占める場合、その団体はチャレンジジュニアになれます。チャレンジュニアたちの夢の実現のため、団体の代表者や担当者(成年の方)に、マネージャーとしてDREAM SHIFT HITACHINAKAでの実務(チャレンジの登録、サポーターとのやり取り、活動報告など)を行なって頂きます。

チャレンジジュニアの身分の確認方法は?

DREAM SHIFT HITACHINAKAに会員登録すると、チャレンジジュニア用の「マイページ」に入れます。身分証明書を提出するためのフォームがあるので、そこでマイナンバーカードのオモテ面、住民票、免許証など、身分証明書が写った写真をアップロードして頂きます。

チャレンジジュニアの身分を確認する項目については、以下の通りです。

①氏名
②住所(ひたちなか市に住んでいるか否かを確認します)
③生年月日(年齢を確認します)
④在学証明書や学生証(どこの学校に通っているかを確認します)

個人の場合

チャレンジジュニアとマネージャーの両方の身分証明書が必要です。

【ひたちなか市在住またはひたちなか市の学校に通学している22歳以下の学生】

居住地対象本人の身分証保護者の身分証本人の学生証
ひたちなか市18歳未満
18歳以上
ひたちなか市以外18歳未満
18歳以上

【ひたちなか市居住歴があり、ひたちなか市の学校に通学していたことのある22歳以下の学生】(※1)

居住地対象本人の身分証保護者の身分証本人の学生証市内に在住・在学していた証明(※2)
ひたちなか市以外18歳未満
18歳以上

※1 保護者の方が茨城県ひたちなか市に在住していることが条件です。
※2 市内に在住・在学していたことの証明は、住民票、卒業証書、当時の学生証、免許証等がこれにあたります。

団体の場合

マネージャーの身分証明書の他、チャレンジジュニアたちの代表の身分証明書も必要です。
また、所定のフォームに、チャレンジジュニアたちの名簿(氏名、住所、生年月日、学校、学年)をCSV形式でアップロードして下さい。メンバー登録画面にCSVファイルのテンプレートがあります。

【ひたちなか市在住またはひたちなか市の学校に通学している22歳以下の学生】※3

対象チャレンジジュニアの代表者の身分証団体代表者または担当者の身分証チャレンジジュニアの代表者の学生証構成員の名簿
18歳未満
18歳以上

※3 団体の構成員の50%以上が、ひたちなか市在住またはひたちなか市にある学校に通っていることが条件となります。

【現在ひたちなか市に在住・在学していないが、ひたちなか市に居住していたことがある、22歳以下の学生】(※4)

対象チャレンジジュニアの代表者の身分証団体代表者または担当者の身分証チャレンジジュニアの代表者の学生証保護者の現住所(※5)および市内に居住していた際の住所(※6)を含む構成員の名簿
18歳未満
市内に居住していた証明が必要 ※6
18歳以上
市内に居住していた証明が必要 ※6

※4 ひたちなか居住歴があり、ひたちなか市の学校に通学していたことのある22歳以下の学生が、団体の構成員の50%以上である場合です。
※5 注4の条件を満たす学生の保護者の方が、茨城県ひたちなか市に在住していることが、チャレンジジュニアの条件となります。その確認のために用います。
※6 市内に居住していたことの証明は、住民票、免許証等がこれにあたります。

名簿(CSV形式)を開いて編集するには

チャレンジ(団体)のメンバー登録画面にて、「CSVテンプレートをダウンロード」を押すことで、「dsh_challenges_member_template」というファイルがダウンロードできます。 スマートフォンの場合、ダウンロードしたCSVファイルは、Googleスプレッドシート等のアプリケーションで開くことができます。Googleスプレッドシートで編集する場合、データをすべて入力し終えて保存する際に、必ずCSV形式で保存するようにして下さい。
パソコンの場合、ダウンロードしたCSVファイルは、Excel等の表計算ソフトで開くことができます。しかしながら、CSVファイルをExcelで開くと、以下のように文字化けが生じることがあります。

文字化けを解消する方法はいくつかありますが、ここで紹介するのは、テキストエディタ(Windows付属のアプリケーション「メモ帳」)で「文字コード」を変更する方法です。メモ帳のアプリケーションを立ち上げて、「ファイル」タブを選択し、「開く」を押します。すると下の画像のような画面が出てきます。「開く」の上にある「テキストドキュメント *.txt」を、「すべてのファイル」に変えます。そうすると、先ほどダウンロードしたCSVファイルである「dsh_challenges_member_template」がファイルの一覧画面に表示されるようになります。

先ほどダウンロードしたCSVファイルである「dsh_challenges_member_template」を開いたら、今度は「ファイル」タブを選択して「名前を付けて保存」を押します。すると下のような画面が出てきます。「エンコード」を「ANSI」(または「Shift_JIS」)に変更し、「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に変えて「dsh_challenges_member_template」を表示させて選択することによって、「dsh_challenges_member_template」をCSVファイルの形式のまま上書き保存します。

こうすることで、Excelで開いた際に文字化けが解消されます。Excelでデータの入力を全て終えたら、必ずCSVファイルの形式で保存して下さい。

チャレンジジュニアの資格について

こんな場合はどうですか?① 現在、県外の大学に通っています

高校を卒業するまで、ひたちなか市に住んでいました。水戸市の高校を卒業した後、茨城県外の大学に進学しました。今は大学2年生で、今年で20歳になります。住んでいるのは神奈川県で、住民票も神奈川にあります。親はひたちなか市に住んでいます。私はチャレンジジュニアになれますか?

「ひたちなか市に在住していたことがある」「親が現在ひたちなか市に住んでいる」という条件を満たしているため、チャレンジジュニアになれます。夢の実現のため、ご本人がDREAM SHIFT HITACHINAKAでの実務(チャレンジの登録、サポーターとのやり取り、活動報告など)を行なって下さい。

【この場合に必要な提出書類】
・氏名、現住所、生年月日が分かるもの(住民票、免許証、マイナンバーカードのオモテ面など)
・大学に現在通っていることが分かるもの(在学証明書や学生証)
・ひたちなか市に在住していたことが分かるもの(住民票、免許証など)
・親が現在ひたちなか市に住んでいることが分かるもの(親の住民票、親の免許証など)

こんな場合はどうですか?② 活動拠点がひたちなか市外にある団体です

主にひたちなか市の学校に通っている小学生からなる野球チームです(団員40名のうち34名がひたちなか市に在住・在学する小学生)。ただ、練習場所の都合で、普段は水戸市で活動することが多いです。私たちの団体はチャレンジジュニアになれますか?

「構成員の50%以上がひたちなか市に在住または在学している」という条件を満たしているため、チャレンジジュニアになれます。夢の実現のため、野球チームの代表者(成人済みの方)が、マネージャーとしてHITACHINAKAでの実務(チャレンジの登録、サポーターとのやり取り、活動報告など)を行なって下さい。また、マネージャーの身分証明書だけでなく、チャレンジジュニアの代表者の身分証明書の提出も必要となります。

【この場合に必要な提出書類】
・マネージャーの氏名、現住所、生年月日が分かるもの(住民票、免許証、マイナンバーカードのオモテ面など)
・チャレンジジュニアの代表者の氏名、現住所、生年月日が分かるもの(住民票、免許証、マイナンバーカードのオモテ面など)
・チャレンジジュニアの代表者が現在学生であることが分かるもの(在学証明書や学生証)
・団体の構成員の氏名、現住所、生年月日、所属する学校、学年が全て記された名簿(ファイル形式はCSVで提出して下さい)

こんな場合はどうですか?③ ひたちなか市外に在住し、ひたちなか市内に在学しています

現在、水戸市に在住し、ひたちなか市の中学校に通っています。今年の秋に14歳になります。私はチャレンジジュニアになれますか?

「ひたちなか市の学校に在学している」という条件を満たしているため、チャレンジジュニアになれます。夢の実現のため、保護者(成人済みの方)が、DREAM SHIFT HITACHINAKAでの実務(チャレンジの登録、サポーターとのやり取り、活動報告など)を行なって下さい。

【この場合に必要な提出書類】
・マネージャーの氏名、現住所、生年月日が分かるもの(住民票、免許証、マイナンバーカードのオモテ面など)
・チャレンジジュニアの氏名、現住所、生年月日が分かるもの(住民票、マイナンバーカードのオモテ面など)
・チャレンジジュニアが現在学生であることが分かるもの(在学証明書や学生証)

こんな場合はどうですか?④ ひたちなか市外に在住し、ひたちなか市内に在学していました

水戸市に在住し、ひたちなか市の高校に通っていました。高校を卒業した後、東京にある大学に進学して、今は東京に住んでいます。今年で19歳になります。実家は水戸市です。私はチャレンジジュニアになれますか?

「ひたちなか市内に在学していた」という条件は満たしていますが、「保護者が現在ひたちなか市に在住している」という条件を満たしていないため、チャレンジジュニアになれません。


どんな夢でもいいですか?

「部活動のユニフォームを新しくしたい」「大会のための遠征費が欲しい」「医者になりたいので、医学部に入るために塾に通いたい」「海辺のゴミ拾いをし、そのゴミを使ってアート作品を作る、子ども向けのイベントを実施したい」「起業したい」……チャレンジジュニアになりたい子ども本人の夢であれば、どんな夢でもかまいません。

チャレンジジュニアになりたい方から提出して頂いた資料をもとに、KAWASAKI KIDS 基金が公開前審査をします。場合によっては、審査に通らない可能性があります。また、基金による審査を通過しても、必ず支援が得られるとは限りません。

チャレンジの計画(支援金をどのように使うのか、チャレンジはいつ実施するのか など)や、サポーターへのアピールの仕方などをよく練ってから、応募しましょう!

チャレンジが上手くいくようなサポート体制はありますか?

DREAM SHIFT HITACHINAKAでは、チャレンジジュニアおよびマネージャーが、自己の責任においてチャレンジを行ないます。『DREAM SHIFT マニュアル』(PDFファイル)を上手く活用したり、分からないことがあればご自分で調べたりして、サポーターが思わず支援したくなる魅力的なチャレンジページを作り上げて下さい。また、日々の細やかな活動報告も、チャレンジを成功させるカギです。

マネージャーは何をするのですか?

未成年のチャレンジジュニアに代わり、夢の実現のため、DREAM SHIFT HITACHINAKAでの実務(チャレンジの登録、サポーターとのやり取り、活動報告など)を行ないます。

利用料はかかりますか?

チャレンジジュニアも、サポーターも、無料でご利用いただけます。DREAM SHIFT HITACHINAKAは、KAWASAKI KIDS 基金の自己資金と協賛企業の寄付により、KAWASAKI KIDS 基金が、無償で行なっているサービスです。

支援を募集する期間は?

第一次募集における支援募集期間は、2025年11月1日から2026年3月31日までです。期間については、30日から90日の間で設定してください。例えば、11月1日に支援の募集を開始する場合は、30日後だと11月30日、90日後だと1月29日になります。

チャレンジの期間は?

チャレンジの期間は、「目標にしている大会の日」「学会の研究発表の日」「開催したいイベントの日」など、具体的に何月何日なのかをチャレンジジュニアが定めてください。チャレンジ実施完了日から1週間以内に、KIDS 基金とサポーターに対して終了報告を行なう必要があります。

なお、チャレンジ実施完了日までにチャレンジジュニアが23歳になる場合、そのチャレンジは受理されません。

サポーターからどんな支援を受けられますか?

チャレンジジュニアは、サポーターから、支援金(下限は1000円。合計金額は200万円以下)の他、人材派遣、物品の提供、スキルの提供などの支援を受けることができます。支援金以外の支援については、DREAM SHIFT HITACHINAKA内に設置するサポーターとの個別チャットから、チャレンジジュニア(ならびにマネージャー)とサポーターとの間で個別にやり取りをし、調整をしてください。

必ずリターンを用意しなければいけませんか?

DREAM SHIFT HITACHINAKAでは、サポーターへのリターンを用意しなくても構いません。ただし、支援をしてくれたサポーターには、必ず活動報告や支援金の使途の説明をして下さい。

なお、リターンを用意したい場合は、守るべき法律がいくつかあります。チャレンジジュニアとマネージャーの責任において法律を守り、リターンの内容や提供時期なども、チャレンジページに書いて下さい。リターンの送付については、サポーターと個別にやり取りをし、必ず約束を守りましょう。

目標金額に達しなかったらどうなりますか?

DREAM SHIFT HITACHINAKAでは、支援金が目標金額に達しなくても、チャレンジジュニアが支援金を得ることができます。この際、支援金総額から送金手数料を引いた額が、チャレンジジュニア(ならびにマネージャー)の指定した口座に送金されます。

目標金額を超えた場合はどうなりますか?

目標金額を超えた場合は、超えた分の支援金も受け取ることができます。例えば、100万円の目標を設定したところ、120万円が集まった場合は、支援金総額から送金手数料を引いた額が、チャレンジジュニア(ならびにマネージャー)の指定した口座に送金されます。

サポーターの一覧は見られますか?

はい。チャレンジジュニアならびにマネージャーは、誰がどれくらい支援してくれたのか、サポーターのニックネームや金額などを閲覧することができます。

サポーターとの交流はできますか?

チャレンジジュニア(およびマネージャー)とサポーターは、個別にメッセージのやり取りをすることができます。また、DREAM SHIFT HITACHINAKAでは、年に2回、チャレンジジュニア、サポーター、協賛企業の方が実際に会って交流できるリアルイベントを開催予定です。

領収書が欲しいとサポーターから言われました

チャレンジジュニアまたはマネージャー自らが、領収書を発行してください。